平成7年1月「学員時報」の名刺広告に、三多摩支部長 保坂正文という名を見つけました。友人から支部長のことを聞いていましたので、早速電話をし様子を聞くことにしました。この時小金井支部の歴史は始まったのでした。 当時、昭和54年に八王子支部が独立、その後立川、国立、日野、町田次々と独立してゆき、昭和44年に誕生した小金井・国分寺分会のみが三多摩支部として残ってしまいました。 保坂支部長は失明し、先頭に立って行動するという状態ではありませんでした。支部長の指示で有力な学員を訪問し、支部設立の依頼をしたのでした。 H氏は「2・3年が勝負でしょう。10年と支部はもたないでしょう。とても協力する気にはなれません。」とのことでした。この言葉を聞いた私は、頭にカーッと血が昇っていくのを感じました。 設立総会以来幹事長を務め、はや10年の歳月がたちました。部会もボーリング、花見、旅行、ゴルフコンペ、歩こう会、観劇、ホームページ等8つのグループがあり、さらに文化講演会も8回ともなり、支部の活動はめざましいものがあります。 来年度は支部10周年記念行事が控えております。活動ぶりは地元の小金井新聞社、小金井民主新聞社等にも報道され、目を見張るものがあります。 この時に私は4代目の支部長に就任することになり、誠に光栄に思っています。すでに小金井支部はルビコン川をわたり、快進撃を続けています。私は中央大学の興隆・地域社会の発展そして学員相互の親睦を三つの目標をかかげ、任期中全力投球をしたいと思います。 皆様のご理解とご協力を得たくよろしくお願い申し上げます。 |
支部長 斉藤芳司